レンタルオフィスディレクトリ

一口にレンタルオフィスといっても、月1万円前後で非固定席を貸すインターネットカフェに近いものから、月間数十万円もするホテル並みの高級オフィスまで、さまざまな形態があります。会社設立のサポートを重視するインキュベーション施設、入居者同士の協業を目指すシェアードオフィス（シェアオフィス）、電話受付や郵便物受取を代行するだけのバーチャルオフィスなどがあります。

レンタルオフィスの選び方

レンタルオフィスを選ぶときのポイントはいろいろ考えられますが、一般的と思われるものを挙げてみます。

立地と広さ。これは誰もがまず見るポイントでしょう。
インターネット、コピー機、会議室、ラウンジなどの有無
家賃以外の追加費用があるか。たとえば共益費、会議室使用料、コピー機使用料がかかることはよくあります。そのほか水道光熱費、電話回線費、インターネット回線費、清掃代などがかかることもあります。
秘書・電話応対・来客対応などのサービスがあるかどうか。こうした人的サービスの有無は価格に大きく影響します。
個室タイプかブースタイプ（机貸し）か。多くのレンタルオフィスは個室タイプです。一般に個室のほうがセキュリティやプライバシーを確保できますが、ブースのほうが低価格です。
専用席か共用席（非固定席）か。その都度空いている席を使用するタイプだとかなり安くなります。
公的施設か。自治体等が提供する公的施設は一般に割安ですが、起業支援のためのインキュベータが多く、入居資格や入居年数の制限がある場合がほとんどです。
オフィスのデザイン。最近は洗練されたデザインのオフィスも増えています。
付帯サービス。経理、税務、資金管理、営業方法などに関する相談やセミナーを行っている施設や、福利厚生施設を提供する施設があります。異業種交流会を実施したり、入居者同士が仕事で協力することを目指す施設もあります。

参考

コワーキングという新しい働き方 [2011/6/8]

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